お腹の脂肪を落とすには?

お腹の気になる脂肪を落とすために効果的な方法とはどういったものでしょうか。お腹には皮下脂肪と内臓脂肪があり、どちらの脂肪を落とすのかを意識することがぽっこりお腹を解消させるためのポイントになります。

また、ぽっこりお腹を解消させるためには腹筋がよいと考えがちですが、腹筋それ自体は脂肪を落とす行為にはなりにくいので、何も考えずに毎日腹筋を数十回続けたところで全く効果がなかった…ということにもなりかねません。

お腹には皮下脂肪と内臓脂肪があり、これらの両方が合わさってぽっこりお腹の原因になっています。だからどれだけダイエットを頑張ってお腹の脂肪を落とそうとしても、実は皮下脂肪ばかり落ちていて内臓脂肪が落ちていないため効果が半減した、ということも起こり得ます。

皮下脂肪は体の表面に付いている脂肪のことで、お腹の表面を手でつかんでみて、つかめる脂肪がこれに該当します。内臓脂肪は内臓に付く脂肪のことで、お腹を内側から膨らませる原因になっています。

皮下脂肪は長期的なダイエットでゆっくり落ちていくという特徴がありますが、内臓脂肪は比較的付くのが早い反面、落ちるのも早いという特徴があります。

お腹の脂肪の減り方は食事制限と運動で異なります。食事制限をすれば主に皮下脂肪が落ちていき、運動をすれば落ちにくい内臓脂肪も落とすことができます。要するに食事制限だけではぽっこりお腹を解消させにくいということです。

プチ断食などで体重を数キロ落とすことに成功しても、ぽっこりお腹がなかなか解消されなかったといった経験があるはずです。これはいわゆる隠れ肥満の状態で、服を着ていれば痩せているように見えていても実は脱げばお腹がぽっこり…なんて状態です。

このような状態を解消したければ、とにかくダイエットに運動を取り入れることです。先ほど書いたように内臓脂肪は付きやすいけど落ちやすい脂肪です。ウォーキングやジョギングを始めれば徐々に落ちていきます。